日付:2026-07-08
公開日付:2026-07-08
2026年上半期、欧州連合知的財産庁(EUIPO)における知的財産(IP)出願は過去最高水準に達し、EU商標およびEU意匠の出願総数は166,214件となり、前年同期比4.7%増となった。この増加はEU商標に対する旺盛な需要によるものであり、EU意匠の出願はおおむね安定的に推移した。
2026年1月から6月までに受理された出願は104,263件で、2025年同期比8.4%増となり、EU商標出願は上昇傾向を続け、2021年に記録した過去最高を上回った。
増加は主にEU単一市場内からの需要によるもので、EU加盟国からの出願は14.6%増加した。フランスが最も高い伸び(17.4%)を記録し、ドイツ(15.2%)、ポーランド(13.3%)、イタリア(11.8%)、スペイン(11.5%)が続いた。その結果、EUからの出願の割合は、2025年の57.4%から2026年には60.7%に上昇した。
出願総数では、2026年上半期に出願が12.4%減少したにもかかわらず、中国が依然として最大の出願元である。EU域内ではドイツが首位で、イタリア、スペイン、フランスが続く。
2026年上半期のEU意匠(EUD)出願は合計61,951件で、2025年同期に比べて1%の小幅な減少となった。
この減少は出願上位10か国のうち8か国に見られ、その中には中国(3.3%減)、米国(6.8%減)、英国(13.3%減)が含まれる。一方、EU加盟国からの出願は1.6%増加し、全体の減少の相殺に寄与した。スペインは28%と特に力強い伸びを記録し、EU最大の出願元であるドイツは2.9%増となった。
EU意匠出願全体では、中国が引き続き首位を維持して全出願の28.5%を占め、ドイツ(14.3%)、イタリア(9.1%)、米国(8.3%)、フランス(4.3%)が続いた。
2026年上半期には、2025年12月1日に開始された手工業品および工業品に関するEUの新たな保護制度を受けて、EU手工業・工業地理的表示(CIGI)の最初の出願が行われた。
これまでに合計81件の出願が受理されており、ポルトガルが42件と最大の割合を占め、フランスの25件、スロバキアの10件が続いている。
これらの数字は、EU知的財産制度に対する引き続き旺盛な需要を裏付けるものであり、EU内外の企業が、その革新、創造性および製品アイデンティティを保護するために同制度に依拠し続けていることを示している。
本記事は英語の原文を元に日本語へ翻訳(仮訳)されたものです。
出典:欧州連合知的財産庁(EUIPO)、原文公表日:2026-07-07、原文リンク:https://www.euipo.europa.eu/en/news/eu-trade-marks-push-ip-filings-to-a-record-high-in-the-first-half-of-2026
本記事はEUIPOの法的通知に基づき、同等の条件の下で許諾を得て転載するものです。英語の原文から翻訳しており、変更がある場合はその旨を明示しています。